「Tシャツを日常的に着ていたら、首元が伸びてヨレヨレに……。」
せっかく買ったTシャツが、このようにすぐダメになってしまうのは悲しいですよね。
Tシャツを長く愛用したい方ほど意識したいのが「丈夫で長持ちするTシャツ」かどうか。
当記事では、首元が伸びづらく、長持ちするTシャツを見極めるポイントを解説します。
そのポイントとは、以下の2つです。
- 厚手で透けないヘビーオンスな生地素材
- 伸縮性のあるポリウレタンが使われている
さらに、首元が伸びないようTシャツを長持ちさせる洗濯方法や注意点にも触れています。
また、30年以上さまざまな白Tブランドを渡り歩いてきた男(当オーナー)による、首元のヨレが少なく、長く愛用できるTシャツブランド「Cov」についても紹介。
「洗濯しても首元が伸びたり、ヨレたりしない丈夫なTシャツが欲しい。」
「頻繁にTシャツを買い替えるのは面倒。」
「質の高いTシャツを長く愛用したい。」
このような方は、ぜひTシャツを購入する前に当記事をご覧ください。
首元がヨレない・襟が伸びないTシャツの条件
首元が伸びず、ヨレヨレになりづらいTシャツを選ぶポイントは2つ。
ポイントを参考に、長く着られるTシャツを選ぶようにしましょう。
- 厚手で透けないヘビーオンスな生地素材
- 伸縮性のあるポリウレタンが使われている
厚手で透けないヘビーオンスな生地素材
Tシャツには、生地が薄手のものと厚手のものがあります。
耐久性が高いのは「厚手のTシャツ」です。
生地が厚いほど、基本的に首元のヨレや襟の伸びは少ないと考えましょう。
生地の厚さは「オンス(oz.)」という表記に注目します。
オンスとは、主にアメリカで使われる生地の厚み(厳密には「重さ」や「質量」)を表す単位です。
「6.5オンス」や「10oz」のように記載され、数字が大きくなるほど生地は厚くなります。
つまりは、オンス数が大きいものほど長持ちするTシャツと考えてよいでしょう。
また、厚手のTシャツは一般的に「ヘビーウェイトTシャツ」や「ヘビーオンスTシャツ」とも呼ばれます。
「ヘビーオンスTシャツ」は厚みがある分、肌が透けない点も人気。
一般的なTシャツ(インナー向け)は3~4オンスほどですが、透けないTシャツを考えているのなら「5オンス以上」のTシャツを選びましょう。
【関連記事】
Tシャツのオンス(oz)とは?単位の意味やオンスごとの厚さ・重さ・用途を比較
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ヘビーウェイトTシャツとは? 厚手・丈夫でよれない10オンス以上のおすすめブランド
伸縮性のあるポリウレタンが使われている
Tシャツの生地に「ポリウレタン」が使われているものも、ヨレづらくおすすめです。
ポリウレタンは、伸縮性と復元性に富んだ素材。
軽量でもあるため、スポーツウェアやスポーツインナーによく使われています。
着用や洗濯などで一度伸びた生地でも、優れたストレッチ性によって自然と元に戻る特性を持っており、このため首元のヨレや襟の伸びが少なく、シワにもなりづらい素材とされています。
お気に入りのTシャツを長持ちさせる洗い方
Tシャツの首元が伸びてヨレヨレになる原因の多くは、洗濯の仕方にあります。
あらためて、Tシャツを長持ちさせる洗濯のポイントと注意点を見ていきましょう。
- 洗濯ネットを使用する
- 乾燥機の使用を避ける
- 干し方に配慮する
洗濯ネットを使用する
Tシャツは洗濯ネットに入れて洗うようにしましょう。
他の洗濯物と絡み、洗濯中に引っ張られることでTシャツが伸びてしまうためです。
洗濯ネットに入れる際も、ただ入れるのではなく、Tシャツをネットの広さに畳んで入れるのがポイント。
洗濯は、水流が弱いモード(おしゃれ着モードや手洗いモードなど)を選んでください。
水流が強すぎるとTシャツへのダメージとなり、伸びることがあるからです。
乾燥機の使用を避ける
乾燥機もTシャツのヨレの原因のひとつ。
水分を含み膨張しているTシャツの生地繊維を急速に乾燥させるためです。
繊維が伸びたままで乾燥されてしまい、伸びたままになってしまうことがあります。
できるだけ乾燥機は使わず、日頃から「外干し」を心がけましょう。
干し方に配慮する
まず、洗ったTシャツはそのままにせず、すぐに干してください。
ヨレだけでなく、シワにもなります。
Tシャツの首元がヨレる原因は2つあります。
- ハンガーに掛ける際に首元を広げているから
- ハンガーに掛けた後、水分の重みで下に引っ張られるから
順番に見ていきましょう。
まず「1」の対処法です。
- ハンガーを掛ける際は下の裾からハンガーを入れる
- 首を伸ばさなくてよい専用のハンガーを使う
専用ハンガーについては、たとえばハンガーの首部分が曲がる形状だったり、伸ばさないよう独特な形状のものがネットやホームセンター等で販売されています。
そして「2」の対処法ですが、一番は「平干し」することです。
つまり、ハンガーに掛けず、平干し専用ネットなどを使って干す方法が、最もTシャツにやさしいといえるでしょう。
ただし、スペースを取るため、平干しが難しいという方は多いと思います。
そこで、ハンガーを使う方法での対処法を見てみましょう。
- Tシャツを上下逆さにし、裾を洗濯ばさみで止める干し方
- 物干し竿に通して干す方法
- Tシャツを胴で二つ折りにして干す方法
それぞれデメリットもあります。
「1」は、Tシャツの厚みによっては、今度は裾が伸びてしまうこと。
「2」は、物干し竿に通すのが大変なこと。
本来は外に置いたままの物干し竿を洗濯したTシャツが汚れないよう、常にキレイにしておく必要があること。
「3」は乾くのが遅いことです。
それぞれのデメリットも理解した上で、自分に最適な干し方を選んでください。
30回洗濯しても首元がよれない白Tシャツ「Cov(コブ)」とは
丈夫で長持ちするTシャツをお探しの方へ。
おすすめのTシャツブランド「Cov(コブ)」をぜひご検討ください。
Cov(コブ)とは、白Tマニア歴30年以上のオーナーが「自分が毎日着たい服。」をコンセプトに作った、超極厚ヘビーオンスTシャツ専門ブランドです。
オーナーはハイブランドをはじめ、様々な白Tブランドを渡り歩いてきた、いわゆる「白T難民」でした。
その経験を活かし、自分が満足できるTシャツを作るため、CovのTシャツはすべて縫製工場から生地素材までオーナー自身がこだわって選んでいます。
オーナーが何千何百という生地から試作を重ね、たどり着いた最適解が、CovTシャツで使われている「ナイロン」と「ポリウレタン」でした。
いずれも高い耐久性から、衣服のヨレやシワが少ない素材とされています。
また、軽く、ストレッチ性にも優れているので、着心地も快適。
そのため、ジャケットなどアウターやスポーツウェアに使われるのが一般的な素材です。
まさに「日常着」に最適な素材といえるでしょう。
実際、写真の通り、CovのTシャツは30回以上着用+洗濯しても、首元が伸びたり、ヨレたりする様子がありません。
▼「30回以上」洗濯したCovTシャツの実際の写真
さらに、Tシャツを着ていると出てくる「着古してる感」もご覧の通り。
CovTシャツには、ほとんど見られません。
新品のような状態がそのまま続き、常に気持ちよくTシャツを着ることができます。
次に注目したいのが、生地の厚さです。
CovTシャツのオンス数はすべて「10oz相当(綿換算)」。
ヘビーオンスTシャツのなかでも、超極厚に分類される厚みです。
10オンスとは、大体トレーナーと同等の厚みと考えましょう。
この超極厚生地も、Tシャツが長持ちする理由のひとつです。
CovTシャツは10オンスなので、基本的に肌が透ける心配はありません。
上品な光沢感もあり、一枚で着ても地味にならず、着映えするTシャツといえるでしょう。
その上質な見た目から、スーツやテーラードジャケットの下にCovTシャツを合わせ、オフィスカジュアルやビジネスカジュアルを楽しむ方も多くいらっしゃいます。
コンセプトの通り、毎日着たくなる肌ざわりは、デイリーユースに最適。
そして、オールシーズン着られるTシャツでもあります。
サラッとした生地で夏はさわやかに。
かつ、汗ジミが目立たないといった機能性も抜群。
冬は包まれるような安心感のある着心地で快適に。
ワンランク上のTシャツを長く愛用したいという方は、白Tマニアの理想が詰め込まれた、究極の男の白T「Cov」のTシャツをぜひお試しください。
なお、CovTシャツはこの通り「特注」です。
そのため、完売した後の増産は状況次第といえます。
購入をご検討されている方は、早めのご注文をおすすめします。
丈夫で長持ちな「Cov(コブ)」の白Tシャツおすすめ5選
Covでは、現在「5種類」のTシャツデザインをご用意しています。
それぞれのTシャツの魅力をご紹介しましょう。
- スタンダードボックスTシャツ
- スタンダードラウンドTシャツ
- オーバーサイズボックスTシャツ
- オーバーサイズラウンドTシャツ
- オーバーサイズドルマンTシャツ
スタンダードボックスTシャツ
「スタンダード ボックスTシャツ」は、一般的なTシャツと同じスタンダードなデザインのTシャツです。
ただし、Tシャツの裾を出しても逆にタックインしても、すっきりとキレイなラインが出る絶妙なシルエット設計は、Covならではでしょう。
おすすめのコーディネートは、スラックスなど細身のボトムスと合わせるキレイめコーデ。
また、高級感のある生地のため、テーラードジャケットやスーツと合わせてオフィスカジュアル、ビジネスカジュアルシーンで着用する方も多いです。
初めてCovのTシャツを購入される方やどのTシャツを購入しようか迷っている方は、まずスタンダード ボックスTシャツをお試しください。
スタンダードラウンドTシャツ
「スタンダード ラウンドTシャツ」はスタンダード ボックスTシャツの裾が丸い、ラウンド状のTシャツです。
特徴的な裾は、年齢問わず、裾を出した着こなしをしてもルーズになりません。
また、脚の付け根が隠れるデザインのため、脚長効果も期待できます。
さらに「着回しの良さ」もスタンダード ラウンドTシャツの魅力のひとつです。
たとえば、ジョガーパンツと合わせてスポーティなスタイルに合わせることもできれば、テーラードジャケットの下に着てオフィスカジュアルなスタイルに合わせることも可能。
カジュアルにも、キレイめにも着られるTシャツをお探しの方は、ぜひスタンダード ラウンドTシャツを候補に入れてください。
オーバーサイズボックスTシャツ
「オーバーサイズ ボックスTシャツ」は、スタンダード ボックスTシャツをビッグシルエットにしたTシャツです。
一般的なビッグシルエットTシャツは裾も長いことが多いですが、Covのオーバーサイズ ボックスTシャツでは、裾が少し短めに設計されています。
その理由は、短パンから長ズボンまで幅広いボトムスと合わせやすくするため。
また、裾が長いとカジュアルな印象が強くなります。
年齢によってはルーズに映るため、Covでは年齢問わず着ていただけるよう、裾を短くし、すっきりとスマートな印象となるTシャツを目指しました。
ほどよいカジュアルさで、ラフになり過ぎない。
大人の落ち着きが感じられるビッグシルエットTシャツをお探しの方は、オーバーサイズ ボックスTシャツがおすすめです。
オーバーサイズラウンドTシャツ
「オーバーサイズ ラウンドTシャツ」はスタンダード ラウンドTシャツをビッグシルエットにしたTシャツです。
こちらも、ほどよいカジュアルさにおさまる、絶妙な丈感となっています。
ビッグシルエットTシャツでありながら、大人世代が裾を出してもルーズに感じさせない、落ち着きのあるデザイン。
また、体のラインを拾いづらいシルエットのため、体型カバーの効果も期待できます。
最近では、オーバーサイズのジャケットやセットアップとのコーディネートが人気です。
もちろん、短パンやゆるパンと合わせたラフコーデとの相性も抜群。
大人のラフコーデで活躍するTシャツをお探しなら、ぜひオーバーサイズ ラウンドTシャツをお選びください。
オーバーサイズドルマンTシャツ
「オーバーサイズ ドルマンTシャツ」は、オーバーサイズ ボックスTシャツをドルマンデザインにしたTシャツです。
「ドルマン(スリーブ)」とは、袖ぐり(肩回りにある袖の付け口)が大きく、身ごろ(胴体部分)と一体化しているデザインのこと。
レディースのTシャツではよく見かけるデザインですが、メンズのTシャツではめずらしいといえるでしょう。
しかし、実はメンズが着ても個性が出ておしゃれなアイテムなのです。
個性的なTシャツを探している方。
オーバーサイズTシャツよりも、もっとゆったり感やラフさが欲しい方。
ぜひCovのオーバーサイズ ドルマンTシャツをお試しください。