レディースのトレンドでもある「オーバーサイズTシャツ(ビッグTシャツ)」。
「おしゃれに着たい!」と思うものの、以下のようなお悩みや失敗が気になっている方は多いのではないでしょうか。
- オーバーサイズTシャツの下には、どんなボトムスを履けばいい?
- どうすれば、今っぽいビッグシルエットコーデになる?
- 40代や50代でも、若作りや無理してる感なく着られるコツは?
- ぽっちゃり体型や低身長だと、オーバーサイズは似合わない?
- オーバーサイズTシャツを着るとダサく感じる……原因が知りたい。
女性のオーバーサイズTシャツで失敗しないために意識したいのは、以下のポイントです。
- シルエットとデザイン
- 生地素材(質感)
- 「抜け感」のあるアイテム
この記事では、参考となる女性のオーバーサイズTシャツのコーディネート例を「アイテム別」にご紹介。
また、おしゃれに着こなすポイントや年齢、体型に関する悩みなど女性のオーバーサイズTシャツコーデでよくある悩みについても触れています。
ぜひ最後までご覧ください。
オーバーサイズTシャツ コーデのポイント
オーバーサイズTシャツコーデで意識したいポイントをご紹介します。
過去にオーバーサイズTシャツを着てしっくりこなかったという方は、いま一度これらのポイントを確かめてみるとよいでしょう。
- シルエットとデザイン
- 生地素材(質感)
- 「抜け感」のあるアイテム
シルエットとデザイン
オーバーサイズTシャツにも、それぞれシルエットやデザインに微妙な違いがあります。
- 袖の長さ(袖丈)
- 裾の長さ(着丈)
- ボディ部分の横幅(身幅)
- 首元のデザイン(ネックライン→顔の形や露出度に影響、襟の幅→太いほどカジュアル)
- 裾のデザイン(ボックスカット、ラウンドカットなど)
これらのわずかな違いがコーディネートの印象を大きく左右することもあるため、しっくりこないと感じた方は、この部分に注目してTシャツを選んでみましょう。
たとえば、40代や50代の大人世代の方でオーバーサイズTシャツがしっくりこないという方は、着丈が長くカジュアルになり過ぎている可能性があります。
その結果、コーディネート全体がだらしない印象となることもあるため注意しましょう。
また、身長の低い方も着丈の長いTシャツは、胴長短足に見えてしまうことがあります。
この場合は着丈の短いものを選んだり、裾をタックインしたり、ハイヒールや厚底サンダル、厚底スニーカー等を履いて脚を長く見せたり、といった工夫がおすすめです。
生地素材(質感)
オーバーサイズTシャツの「生地の素材(質感)」も重要なポイントといえます。
たとえば、オーバーサイズTシャツがカジュアル過ぎてしまうという大人世代の方は、やや光沢感のある生地のTシャツを選びましょう。
光沢によってしっかり感が出る分、コーディネートの雰囲気をキレイめに傾けることができるからです。
また、オーバーサイズTシャツを着ると太って見える方。
ぽっちゃり体型の方などは、生地が厚手のTシャツをおすすめします。
生地が薄いTシャツは、体のラインや肉感を拾いやすく、気になる部分をさらに強調させてしまう可能性があるからです。
加えて、生地が薄いと安っぽさや下着感が出て、チープでくたびれた印象にもなりやすいため、Tシャツを選ぶ際はぜひ厚手の生地を意識しましょう。
「抜け感」のあるアイテム
オーバーサイズTシャツコーデが「なんとなくしっくりこない」と感じたら、コーディネートに対して雰囲気の違う要素、つまり「抜け感のあるアイテム」を取り入れてみましょう。 たとえば、以下のようなイメージです。
コーデの印象 |
抜け感になるアイテム |
具体例 |
---|---|---|
全体的に「カジュアル過ぎる」。 |
キレイめなアイテム |
ボトムスを「キレイめなセンタープレスパンツ」にする。 |
全体的に「シンプル過ぎる」。 |
・個性的なアイテム |
・個性的な柄とデザインの「バッグ」を選ぶ。 |
全体的に「キレイめにまとまり過ぎている」。 |
カジュアルなアイテム |
カジュアルな「キャップ」と「スニーカー」を選ぶ。 |
抜け感は洋服だけでなく、小物でも出すことができます。
キレイめな小物の例を見てみましょう。
- ▼ キレイめな小物の例
- ネックレスやブレスレットなどアクセサリー(シンプルで繊細なデザイン)
- 腕時計(ゴールドやシルバーの装飾が付いたもの、細身のベルト幅)
- バッグ(高級感のあるデザイン)
- 眼鏡(上品で華奢なデザイン)
- サングラス
- 金具付きのベルト
- スニーカー(単色でシンプルなデザイン)
- ローファー
- サンダルやパンプス(ゴールドやシルバーの装飾や華奢なデザイン)
これらの小物も上手に使えば、抜け感を簡単に出すことができます。
オーバーサイズTシャツ × パンツ・スキニー
オーバーサイズTシャツとパンツ・スキニーとのコーディネート例をご紹介いたします。
オーバーサイズTシャツとデニム
【画像】オーバーサイズTシャツとデニムのコーデ例
画像:UNIQLO - StyleHint -「mari」
王道なオーバーサイズTシャツとデニムの「カジュアルヘルシー」なコーディネートです。
トレンドに左右されず、失敗しづらいので初めての方におすすめ。
無地の白Tシャツなら、デニムでもキレイめな装いになります。
特に、40代や50代の大人世代の方でカジュアルになり過ぎてしまうと感じる方は、デニムの色をライトブルーやグレーなどの薄めにしたり、キレイめなアクセサリーといった小物を使うと失敗しづらいです。
オーバーサイズTシャツとワイドパンツ
【画像】オーバーサイズTシャツとワイドパンツのコーデ例
画像:GU - StyleHint -「Natsuki」
オーバーサイズTシャツとキレイめなワイドパンツの大人キレイなコーディネート。
各所のシンプルなアクセサリーのおかげで、モノトーンながらも地味な印象を与えません。
ワイドパンツはタックインすれば、着やせ効果や脚長効果が期待できます。
特にぽっちゃり体型の方や低身長の方におすすめのコーディネートです。
オーバーサイズTシャツとカラーパンツ
【画像】オーバーサイズTシャツとカラーパンツのコーデ例
画像:GU - StyleHint -「Reina」
思い切った色や柄のボトムスも、無地のオーバーサイズTシャツであればこのとおり。
必要以上に派手にならず、ほどよい華やかさに落ち着いてくれます。
「派手かな?」と勇気のでないボトムスには、ぜひ無地のオーバーサイズTシャツを合わせてみてください。
オーバーサイズTシャツとセンタープレスパンツ
【画像】オーバーサイズTシャツとセンタープレスパンツのコーデ例
画像:UNIQLO - StyleHint -「haru」
中央に折り目のあるデザインが特徴的な「センタープレスパンツ」とのコーディネート。
センタープレスはフォーマルなアイテムに多く、キレイめな印象を与えてくれます。
そのため、大人世代にもおすすめ。
画像は、ビッグシルエットなワイドチノパンですが、センタープレスが入ることでカジュアルになり過ぎず、ほどよいキレイめ感におさまっています。
また、折り目のラインがタテを強調することで脚長効果や美脚効果もあるため、体型悩みのある方にもおすすめのコーディネートといえるでしょう。
オーバーサイズTシャツとジョガーパンツ(ジョグパンツ)
【画像】オーバーサイズTシャツとジョグパンツのコーデ例
画像:BEAMS「BEAMS HEART シンプル刺繍 Tシャツ」
トレンドの「ジョガーパンツ(ジョグパンツ)」もオーバーサイズTシャツとの相性が◎
足首を見せることでメリハリができるため、着やせ効果も期待できます。
ただ、身長とTシャツの丈感によっては、胴長短足に見えてしまうことがあるため、バランスを見て厚底のスニーカーやサンダルなどを合わせると失敗しづらいです。
オーバーサイズTシャツ × スカート
オーバーサイズTシャツ × スカートのコーディネート例をご紹介いたします。
オーバーサイズTシャツと柄スカート
【画像】オーバーサイズTシャツと柄スカートのコーデ例
画像:BEAMS - スタイリング -「izumi ishiketa」
無地のオーバーサイズTシャツであれば、スカートの色や柄、デザインで遊んでも、ほどよく派手さをカバーしてくれます。
画像のようなチェック柄のボリュームスカートも、白無地のオーバーサイズTシャツと組み合わせれば、ほどよい大人カジュアル「ゆるデカコーデ」に。
いつもは避けがちな個性的なスカートに挑戦してみてはいかがでしょうか。
オーバーサイズTシャツとタイトスカート
【画像】オーバーサイズTシャツとタイトスカートのコーデ例
画像:coca
オーバーサイズTシャツとタイトなスカートを合わせるメリハリコーデ。
足首の細い部分が強調されるため、スタイルアップも叶います。
Tシャツの着丈やタックイン・タックアウトでも雰囲気が変わるため、色々と装いを試してみるとおもしろいかもしれません。
オーバーサイズTシャツ × 重ね着
オーバーサイズTシャツ と重ね着のコーディネート例をご紹介いたします。
オーバーサイズTシャツとベスト
【画像】オーバーサイズTシャツとベストのコーデ例
画像:UNIQLO - StyleHint -「Juri」
トレンドのベストを使った、オーバーサイズTシャツコーデです。
モノトーンコーデながら、眼鏡やネックレス、個性的なバッグなど小物で抜け感を演出。
地味になり過ぎない「洗練されたシンプル」が楽しめます。
オーバーサイズTシャツとビスチェ
【画像】オーバーサイズTシャツとビスチェのコーデ例1
画像:UNIQLO - StyleHint -「riSa.」
【画像】オーバーサイズTシャツとビスチェのコーデ例2
画像:andST - STAFF BOARD -「airi」
オーバーサイズTシャツにビスチェをプラスして、いつもとはひと味違う印象に。
ご覧のとおり、ビスチェ次第でコーディネートの印象もガラリと変わります。
オーバーサイズTシャツを着て「ガタイがよく見える」や「太って見える」という方にも、視線を外し着やせ効果が期待できるビスチェはおすすめです。
オーバーサイズTシャツとジレ
【画像】オーバーサイズTシャツとジレのコーデ例
画像:BEAMS - スタイリング -「安達 あゆ実」
昨今トレンドの「ジレ」とオーバーサイズTシャツのコーディネートもおしゃれです。
コーディネート全体がキレイめにまとまり、さらにお腹周りをジレがカバーしてくれるため、体型カバー効果も期待できます。
まさに、体型悩みが出始める大人世代の女性に最適。
オーバーサイズTシャツとサロペット
【画像】オーバーサイズTシャツとサロペットのコーデ例
画像:SHOO・LA・RUE (シューラルー)
オーバーサイズTシャツとサロペットの大人カジュアルなコーディネート。
ゆとりがあり、ラフに着られるサロペットは休日の装いに最適です。
サロペットのサイズ感や色に注目することで、着やせ効果も期待できます。
たとえば「引き締め色」といわれる黒色のサロペットは、色の効果でスリムに見えやすく、また都会的でかっこいい印象を与えやすいです。
サロペットとTシャツがシンプルな分、抜け感を出すためにバッグやサンダルなど小物で遊んだり、個性的なデザインのアイテムを取り入れたりもおすすめ。
オーバーサイズTシャツ × ジャケット
オーバーサイズTシャツ と ジャケットのコーディネート例をご紹介いたします。
オーバーサイズTシャツとテーラードジャケット
【画像】オーバーサイズTシャツとテーラードジャケットのコーデ例
画像:WEAR「haru」
カジュアルとキレイめのバランスがほどよい、オーバーサイズTシャツとテーラードジャケットにデニムを合わせたコーディネートです。
このようにプリントTシャツでも、デザイン次第でキレイめに使うこともできます。
オーバーサイズTシャツとセットアップ
【画像】オーバーサイズTシャツとセットアップのコーデ例
画像:andST - STAFF BOARD -「アミ」
オーバーサイズTシャツとビッグシルエットのセットアップコーデです。
使っているアイテムはキレイめな印象を受けますが、セットアップのサイズ感や生地の質感がカジュアルな印象を与えてくれており、どこかリラックス感のあるキレイめコーデとなっています。
オーバーサイズTシャツ × スニーカー
【画像】オーバーサイズTシャツとスニーカーのコーデ例1
画像:andST「RAGEBLUE Dickies/ロゴ刺繍ピグメントルーズTシャツ」
【画像】オーバーサイズTシャツとスニーカーのコーデ例2
画像:UNIQLO - StyleHint -「Rie」
オーバーサイズTシャツとスニーカーを使ったコーディネートです。
スニーカーは、単色でシンプルなデザインほどキレイめな印象が強くなり、逆に色数が多いものほどカジュアルな印象となります。
大人世代の方でスニーカーを合わせたい場合は、カジュアルになり過ぎないようシンプルなスニーカーを合わせるのがよいでしょう。
大人にぴったりのオーバーサイズ白Tシャツブランド「Cov(コブ)」とは
すでにお話ししたとおり、オーバーサイズTシャツは細部の違いでコーディネートの印象がガラリと変わります。
そのため、自分に合ったTシャツ選びが欠かせません。
そこでおすすめしたいのが、年齢や体型(骨格)問わず、大人女性が上品エレガントに着られる「Cov」のオーバーサイズTシャツです。
Cov(コブ)は、厚手の白無地Tシャツを専門に扱うファッションブランドです。
白Tマニアのオーナーの「自分の理想が詰め込まれた白Tシャツを作りたい」という想いから生まれました。
もともとはメンズ専門ブランドだったCov。
しかし、女性スタッフ陣からCovのTシャツがあまりにも好評で(主にSサイズなど小さいサイズを着用)、この度ジェンダーレスブランドとして生まれ変わりました。
そんなCovTシャツの魅力の一部を見てみましょう。
- 幅広いボトムスと合う「絶妙なシルエット設計」
- 新雪のようにパキッと透き通るような「美しい白」
- オフィスカジュアルやフォーマルシーンにも着られる「上品な光沢感」
- 下着の透けなし・汗ジミも防止する「厚手生地」
- 汗や皮脂による黄ばみなど着古し感を抑制する「Cov独自の生地素材」
- サラッとした生地が体のラインを拾い過ぎず「スタイル良く体型をカバー」
Cov(コブ)上質なオーバーサイズ白Tシャツを詳しく確認する
白TブランドCovのおすすめオーバーサイズTシャツ5選
Covでは、オーバーサイズTシャツをシルエット別に「3種類」ご用意しています。 詳しくその違いを見ていきましょう。
- オーバーサイズ・ボックスTシャツ
- オーバーサイズ・ラウンドTシャツ
- オーバーサイズ・ドルマンTシャツ
オーバーサイズ・ボックスTシャツ
一般的なシルエットと同じ、オーバーサイズTシャツです。
ただし、CovのオーバーサイズTシャツは若干、着丈を短く設計しています。
というのも、その方がお腹周りをスッキリと見せられ、スタイル良くTシャツを着ることができるからです。
また、着丈の短いオーバーサイズTシャツは、トレンドのハイウエスト系ボトムスやカーブデニム、ワイドパンツなどビッグシルエット系ボトムスとの相性が非常に良くおすすめ。
今っぽくオーバーサイズTシャツを着たい方やCovのTシャツが初めてという方は、ぜひこちらの「オーバーサイズ・ボックスTシャツ」をお選びください。
オーバーサイズ・ラウンドTシャツ
オーバーサイズ・ボックスTシャツの裾が、丸くラウンド形状になっているTシャツです。
Tシャツの裾をタックアウトしても、裾の形状から、おしゃれになります。
独特な裾の形状は、ぽっこりお腹を覆ったり、脚長効果や美脚効果があったりと体型カバー効果が高く、体型悩みがある方におすすめ。
裾に個性がある分、オーバーサイズ・ボックスTシャツよりもややカジュアルな印象を受けるシルエットといえます。
オーバーサイズ・ドルマンTシャツ
ドルマンスリーブタイプのオーバーサイズTシャツです。
CovのTシャツのなかでは一番ビッグシルエットといえ、ゆるデカコーデをしたい方やゆったりとした着心地が好きな方におすすめ。