レディースのトレンドでもある「オーバーサイズTシャツ(ビッグTシャツ)」。
「おしゃれに着たい!」と思うものの、以下のようなお悩みや失敗が気になっている方は多いのではないでしょうか。
- オーバーサイズTシャツの下には、どんなボトムスを履けばいい?
- どうすれば、今っぽいビッグシルエットコーデになる?
- 40代や50代でも、若作りや無理してる感なく着られるコツは?
- ぽっちゃり体型や低身長だと、オーバーサイズは似合わない?
- オーバーサイズTシャツを着るとダサく感じる……原因が知りたい。
女性のオーバーサイズTシャツで失敗しないために意識したいのは、以下のポイントです。
- シルエットとデザイン
- 生地素材(質感)
- 「抜け感」のあるアイテム
この記事では、参考となる女性のオーバーサイズTシャツのコーディネート例を「アイテム別」にご紹介。
また、おしゃれに着こなすポイントや年齢、体型に関する悩みなど女性のオーバーサイズTシャツコーデでよくある悩みについても触れています。
ぜひ最後までご覧ください。
オーバーサイズTシャツ レディース コーデが人気の理由
近年、レディースファッションでは「きれいめ×リラックス」を両立できるオーバーサイズTシャツコーデが注目を集めています。
ゆるっとしたシルエットで体型をさりげなくカバーしつつ、上品な抜け感を演出。
シンプルながらも旬の雰囲気をまとえる万能アイテムとして、幅広い世代から支持されています。
トレンドとして注目される背景
ここ数年、ファッションの軸は無理をしないおしゃれへと変化しました。
きちんと感よりも自然体のスタイルが求められる今、オーバーサイズTシャツはその象徴的存在です。
トレンド背景 |
詳細 |
---|---|
リラックス志向の高まり |
自然体で過ごせるカジュアルスタイルが主流に |
Y2K・ストリート再燃 |
90年代風のビッグTスタイルが再び人気 |
ジェンダーレス化 |
メンズライクなサイズ感を女性が取り入れる流れ |
SNS発信の影響 |
WEARやInstagramでの投稿が定番化・拡散 |
サステナブル思考 |
長く着られるベーシックアイテムへの注目度上昇 |
上品に着こなす「大人のオーバーサイズT」がトレンドの中心。
Preciousのようなファッション誌でも、“抜け感と上品さのバランス”が新しいスタンダードとして紹介されています。
オーバーサイズが体型をきれいに見せる秘密
オーバーサイズTシャツが支持される理由のひとつが、体型を自然にカバーできること。
肩のラインを落としたドロップショルダーやゆとりのある身幅が、気になる部分をやさしく包み込みます。
体型の悩み |
改善ポイント |
コーデのコツ |
---|---|---|
二の腕を細く見せたい |
袖丈は肘にかかるくらい |
袖口が広めでストンと落ちる形を選ぶ |
お腹まわりが気になる |
前だけタックインで重心UP |
ハイウエストボトムで脚長効果 |
肩幅が広い |
ドロップショルダーで柔らかい印象 |
丸みのあるボックスシルエット |
低身長さん |
着丈短めまたは前イン |
クロップド丈×ハイウエストがおすすめ |
WEARでも「体型を拾わないTシャツなのにすっきり見える」との投稿が多く見られます。
隠すのではなくバランスを整える服として、大人の女性たちに定着しています。
失敗しないための3つの基本ルール(丈・バランス・抜け感)
オーバーサイズTシャツは、着方を間違えると「だらしなく見える」ことも。
だからこそ、丈・バランス・抜け感の3つを意識することが大切です。
① 丈感バランスを意識する
- ヒップが隠れるくらいの長さで上品見え。
- 小柄な人は前だけインして重心UP。
- クロップド丈なら脚長効果が出やすい。
② シルエットに締めを作る
- 上がゆるいときは下をスッキリ(スキニー・タイトスカートなど)。
- ワイドパンツのときは短めトップスでバランスを。
- ベルトやウエストマークで引き締め効果。
③ 抜け感を演出する
- 袖をロールアップして手首を見せる。
- ネックライン・足首・手首など「3首」を出す。
- アクセサリーや小物でラフさを整える。
オーバーサイズTシャツ レディース コーデが人気の理由まとめ
理由 |
内容 |
---|---|
着心地がラク |
ストレスフリーで一日快適 |
コーデが簡単 |
どんなボトムにも合わせやすい |
大人っぽい |
シンプルでも清潔感・抜け感あり |
体型カバー |
二の腕・お腹・腰回りを自然に隠せる |
シーズンレス |
春夏は1枚で、秋冬は重ねて使える |
オーバーサイズTシャツ コーデのポイント
オーバーサイズTシャツコーデで意識したいポイントをご紹介します。
過去にオーバーサイズTシャツを着てしっくりこなかったという方は、いま一度これらのポイントを確かめてみるとよいでしょう。
- シルエットとデザイン
- 生地素材(質感)
- 「抜け感」のあるアイテム
シルエットとデザイン
オーバーサイズTシャツにも、それぞれシルエットやデザインに微妙な違いがあります。
- 袖の長さ(袖丈)
- 裾の長さ(着丈)
- ボディ部分の横幅(身幅)
- 首元のデザイン(ネックライン→顔の形や露出度に影響、襟の幅→太いほどカジュアル)
- 裾のデザイン(ボックスカット、ラウンドカットなど)
これらのわずかな違いがコーディネートの印象を大きく左右することもあるため、しっくりこないと感じた方は、この部分に注目してTシャツを選んでみましょう。
たとえば、40代や50代の大人世代の方でオーバーサイズTシャツがしっくりこないという方は、着丈が長くカジュアルになり過ぎている可能性があります。
その結果、コーディネート全体がだらしない印象となることもあるため注意しましょう。
また、身長の低い方も着丈の長いTシャツは、胴長短足に見えてしまうことがあります。
この場合は着丈の短いものを選んだり、裾をタックインしたり、ハイヒールや厚底サンダル、厚底スニーカー等を履いて脚を長く見せたり、といった工夫がおすすめです。
生地素材(質感)
オーバーサイズTシャツの「生地の素材(質感)」も重要なポイントといえます。
たとえば、オーバーサイズTシャツがカジュアル過ぎてしまうという大人世代の方は、やや光沢感のある生地のTシャツを選びましょう。
光沢によってしっかり感が出る分、コーディネートの雰囲気をキレイめに傾けることができるからです。
また、オーバーサイズTシャツを着ると太って見える方。
ぽっちゃり体型の方などは、生地が厚手のTシャツをおすすめします。
生地が薄いTシャツは、体のラインや肉感を拾いやすく、気になる部分をさらに強調させてしまう可能性があるからです。
加えて、生地が薄いと安っぽさや下着感が出て、チープでくたびれた印象にもなりやすいため、Tシャツを選ぶ際はぜひ厚手の生地を意識しましょう。
「抜け感」のあるアイテム
オーバーサイズTシャツコーデが「なんとなくしっくりこない」と感じたら、コーディネートに対して雰囲気の違う要素、つまり「抜け感のあるアイテム」を取り入れてみましょう。 たとえば、以下のようなイメージです。
コーデの印象 |
抜け感になるアイテム |
具体例 |
---|---|---|
全体的に「カジュアル過ぎる」。 |
キレイめなアイテム |
ボトムスを「キレイめなセンタープレスパンツ」にする。 |
全体的に「シンプル過ぎる」。 |
・個性的なアイテム |
・個性的な柄とデザインの「バッグ」を選ぶ。 |
全体的に「キレイめにまとまり過ぎている」。 |
カジュアルなアイテム |
カジュアルな「キャップ」と「スニーカー」を選ぶ。 |
抜け感は洋服だけでなく、小物でも出すことができます。
キレイめな小物の例を見てみましょう。
- ▼ キレイめな小物の例
- ネックレスやブレスレットなどアクセサリー(シンプルで繊細なデザイン)
- 腕時計(ゴールドやシルバーの装飾が付いたもの、細身のベルト幅)
- バッグ(高級感のあるデザイン)
- 眼鏡(上品で華奢なデザイン)
- サングラス
- 金具付きのベルト
- スニーカー(単色でシンプルなデザイン)
- ローファー
- サンダルやパンプス(ゴールドやシルバーの装飾や華奢なデザイン)
これらの小物も上手に使えば、抜け感を簡単に出すことができます。
オーバーサイズTシャツ × パンツ・スキニー
オーバーサイズTシャツとパンツ・スキニーとのコーディネート例をご紹介いたします。
オーバーサイズTシャツとデニム
王道なオーバーサイズTシャツとデニムの「カジュアルヘルシー」なコーディネートです。
トレンドに左右されず、失敗しづらいので初めての方におすすめ。
無地の白Tシャツなら、デニムでもキレイめな装いになります。
特に、40代や50代の大人世代の方でカジュアルになり過ぎてしまうと感じる方は、デニムの色をライトブルーやグレーなどの薄めにしたり、キレイめなアクセサリーといった小物を使うと失敗しづらいです。
オーバーサイズTシャツとワイドパンツ
オーバーサイズTシャツとキレイめなワイドパンツの大人キレイなコーディネート。
各所のシンプルなアクセサリーのおかげで、モノトーンながらも地味な印象を与えません。
ワイドパンツはタックインすれば、着やせ効果や脚長効果が期待できます。
特にぽっちゃり体型の方や低身長の方におすすめのコーディネートです。
オーバーサイズTシャツとカラーパンツ
思い切った色や柄のボトムスも、無地のオーバーサイズTシャツであればこのとおり。
必要以上に派手にならず、ほどよい華やかさに落ち着いてくれます。
「派手かな?」と勇気のでないボトムスには、ぜひ無地のオーバーサイズTシャツを合わせてみてください。
オーバーサイズTシャツとセンタープレスパンツ
中央に折り目のあるデザインが特徴的な「センタープレスパンツ」とのコーディネート。
センタープレスはフォーマルなアイテムに多く、キレイめな印象を与えてくれます。
そのため、大人世代にもおすすめ。
画像は、ビッグシルエットなワイドチノパンですが、センタープレスが入ることでカジュアルになり過ぎず、ほどよいキレイめ感におさまっています。
また、折り目のラインがタテを強調することで脚長効果や美脚効果もあるため、体型悩みのある方にもおすすめのコーディネートといえるでしょう。
オーバーサイズTシャツとジョガーパンツ(ジョグパンツ)
画像:BEAMS「BEAMS HEART シンプル刺繍 Tシャツ」
トレンドの「ジョガーパンツ(ジョグパンツ)」もオーバーサイズTシャツとの相性が◎
足首を見せることでメリハリができるため、着やせ効果も期待できます。
ただ、身長とTシャツの丈感によっては、胴長短足に見えてしまうことがあるため、バランスを見て厚底のスニーカーやサンダルなどを合わせると失敗しづらいです。
オーバーサイズTシャツ × スカート
オーバーサイズTシャツ × スカートのコーディネート例をご紹介いたします。
オーバーサイズTシャツと柄スカート
画像:BEAMS - スタイリング -「izumi ishiketa」
無地のオーバーサイズTシャツであれば、スカートの色や柄、デザインで遊んでも、ほどよく派手さをカバーしてくれます。
画像のようなチェック柄のボリュームスカートも、白無地のオーバーサイズTシャツと組み合わせれば、ほどよい大人カジュアル「ゆるデカコーデ」に。
いつもは避けがちな個性的なスカートに挑戦してみてはいかがでしょうか。
オーバーサイズTシャツとタイトスカート
画像:coca
オーバーサイズTシャツとタイトなスカートを合わせるメリハリコーデ。
足首の細い部分が強調されるため、スタイルアップも叶います。
Tシャツの着丈やタックイン・タックアウトでも雰囲気が変わるため、色々と装いを試してみるとおもしろいかもしれません。
オーバーサイズTシャツ × 重ね着
オーバーサイズTシャツ と重ね着のコーディネート例をご紹介いたします。
オーバーサイズTシャツとベスト
トレンドのベストを使った、オーバーサイズTシャツコーデです。
モノトーンコーデながら、眼鏡やネックレス、個性的なバッグなど小物で抜け感を演出。
地味になり過ぎない「洗練されたシンプル」が楽しめます。
オーバーサイズTシャツとビスチェ
画像:UNIQLO - StyleHint -「riSa.」
画像:andST - STAFF BOARD -「airi」
オーバーサイズTシャツにビスチェをプラスして、いつもとはひと味違う印象に。
ご覧のとおり、ビスチェ次第でコーディネートの印象もガラリと変わります。
オーバーサイズTシャツを着て「ガタイがよく見える」や「太って見える」という方にも、視線を外し着やせ効果が期待できるビスチェはおすすめです。
オーバーサイズTシャツとジレ
昨今トレンドの「ジレ」とオーバーサイズTシャツのコーディネートもおしゃれです。
コーディネート全体がキレイめにまとまり、さらにお腹周りをジレがカバーしてくれるため、体型カバー効果も期待できます。
まさに、体型悩みが出始める大人世代の女性に最適。
オーバーサイズTシャツとサロペット
オーバーサイズTシャツとサロペットの大人カジュアルなコーディネート。
ゆとりがあり、ラフに着られるサロペットは休日の装いに最適です。
サロペットのサイズ感や色に注目することで、着やせ効果も期待できます。
たとえば「引き締め色」といわれる黒色のサロペットは、色の効果でスリムに見えやすく、また都会的でかっこいい印象を与えやすいです。
サロペットとTシャツがシンプルな分、抜け感を出すためにバッグやサンダルなど小物で遊んだり、個性的なデザインのアイテムを取り入れたりもおすすめ。
オーバーサイズTシャツ × ジャケット
オーバーサイズTシャツ と ジャケットのコーディネート例をご紹介いたします。
オーバーサイズTシャツとテーラードジャケット
画像:WEAR「haru」
カジュアルとキレイめのバランスがほどよい、オーバーサイズTシャツとテーラードジャケットにデニムを合わせたコーディネートです。
このようにプリントTシャツでも、デザイン次第でキレイめに使うこともできます。
オーバーサイズTシャツとセットアップ
オーバーサイズTシャツとビッグシルエットのセットアップコーデです。
使っているアイテムはキレイめな印象を受けますが、セットアップのサイズ感や生地の質感がカジュアルな印象を与えてくれており、どこかリラックス感のあるキレイめコーデとなっています。
オーバーサイズTシャツ × スニーカー
画像:andST「RAGEBLUE Dickies/ロゴ刺繍ピグメントルーズTシャツ」
オーバーサイズTシャツとスニーカーを使ったコーディネートです。
スニーカーは、単色でシンプルなデザインほどキレイめな印象が強くなり、逆に色数が多いものほどカジュアルな印象となります。
大人世代の方でスニーカーを合わせたい場合は、カジュアルになり過ぎないようシンプルなスニーカーを合わせるのがよいでしょう。
体型・年齢別の着こなしポイント
オーバーサイズTシャツは、体型や年齢によって似合うバランスが少しずつ違います。
下の表では、体型(痩せ型・普通・ぽっちゃり) と 年代(20代・30代・40代以上)ごとに、おすすめの着こなし方・色・組み合わせのポイントをまとめました。
体型・年齢別 着こなし早見表
20代 |
30代 |
40代以上 |
|
---|---|---|---|
痩せ型 |
明るめカラーやロゴTで華やかに。カジュアル小物で若々しく。 |
ハリ感のある素材で体の線を拾わせず、きれいめパンツで大人っぽく。 |
ハリのある厚手素材×モノトーンで品よく。アクセで重心を上に。 |
普通体型 |
ショートパンツやデニムで抜け感を出す。ラフなTシャツも◎ |
タックイン×ワイドパンツで脚長に。小物でアクセントを。 |
ジャケットやジレを重ねて上品に。全体をワントーンでまとめると◎ |
ぽっちゃり |
ゆるすぎないサイズ選び。ハイウエストで縦ラインを強調。 |
黒・ネイビーなど引き締め色。厚手素材でシルエット安定。 |
センタープレスパンツやロングジレでIラインを作り、落ち着いた配色に。 |
痩せ型さんのオーバーサイズTシャツコーデ
華奢な体型の方は、オーバーサイズを着るときに「服に着られている感」を出さない工夫が大切。
立体感・重心バランス・素材のハリを意識しましょう。
コーデのポイント
- ハリのある素材・ボックス型シルエットを選ぶ
- 肩が落ちすぎないサイズ感を選ぶ
- インナーやアクセサリーで重心を上に
- 明るい色(白・ベージュ・淡ピンク)で華やかさをプラス
参考コーデ
画像:40代に似合う白Tシャツコーデ
普通体型さんのオーバーサイズTシャツコーデ
バランスを取るのが得意な普通体型さんは、「抜け感」と「引き締め感」を意識するとコーデが垢抜けます。
コーデのポイント
- トップスを前だけインして脚長見え
- ゆる×タイト or ゆる×ハイウエストの黄金比
- 小物で色を一点投入(バッグ・靴など)
- スラックス・ナロースカートで上品さをプラス
参考コーデ
画像:白Tシャツ×バルーンスカートのオールホワイトコーデ!
ぽっちゃりさんのオーバーサイズTシャツコーデ
体型をカバーしながらも、スッキリ縦ラインを作るのがコツ。
締め色や素材選びで自然な細見えを狙いましょう。
コーデのポイント
- 厚手でハリのある素材(透けないタイプ)を選ぶ
- 黒・チャコール・ネイビーなど引き締めカラーが◎
- センタープレスパンツやストライプで縦ラインを強調
- 裾の“前イン”で重心を上に
参考コーデ
画像:oggi
年齢別のオーバーサイズTシャツコーデ
年齢によって似合う抜け感の出し方も変わります。
若い世代は遊び心を、30代は上品さを、40代以上は素材感と落ち着きを重視しましょう。
20代|トレンドを楽しむカジュアルスタイル
- ロゴTやカラープリントTで個性を出す
- ショートパンツ・スニーカーで軽やかに
- キャップやトートバッグでストリート感をプラス
参考コーデ
画像:skmtmloのTシャツ/カットソー「フロントビッグロゴ刺繍Tシャツ オーバーサイズ ユニセックス HC24S4TP02【Harsh and Cruel】」を使ったコーディネート
30代|きれいめ×リラックスのバランス
- タックイン×スラックスで大人の抜け感
- モノトーン・ベージュで統一して上品に
- ゴールドアクセでアクセントを
参考コーデ
画像:oggi
40代以上|上質素材と配色で品よく
- 厚手で透けない生地、またはリネン混など質感重視
- ジャケット・ジレを重ねてスタイルアップ
- 白・グレー・ベージュのニュアンスカラーで柔らかに
参考コーデ
画像:ビッグシルエットTシャツ
季節別のオーバーサイズ白Tシャツコーデ
オーバーサイズTシャツは、季節ごとのアイテムとの重ね方や素材使いで、1年を通じて活用できます。
ここでは「春/夏/秋/冬」ごとに、おしゃれに見えるコーデ術と参考画像を紹介します。
春コーデ(軽アウターやジレとの重ね)
春は気温に変動があるため、軽アウターやジレを使った重ね着がキモ。
オーバーサイズTシャツに、羽織りを重ねて程よい抜け感を出すのがポイントです。
コーデのコツ:
- 薄手のトレンチコート、デニムジャケット、ウインドブレーカーなどを羽織る
- ジレを重ねて縦ラインを強調
- 足元はスニーカーやローファーで軽さを
- 小物でアクセント(スカーフ、キャップ、バッグなど)
参考コーデ
画像:50代の毎日コーデ
夏コーデ(Tシャツ1枚+小物で完成)
夏はとにかく「1枚でさらっと見せる」ことが鍵。オーバーサイズTシャツは、潔く1枚で着こなすのが気持ちいい季節です。
コーデのコツ:
- 生地が薄すぎず透けにくいものを選ぶ
- ショートパンツ、ミニスカート、デニムなどを合わせて脚を見せる
- 小物使いでアクセント:帽子、サングラス、軽めのアクセサリー
- 足元はサンダル・スニーカー・ミュールで軽快に
参考コーデ
画像:オーバーサイズTシャツハットコーデ
秋コーデ(ジャケット・ベスト重ね)
秋は気温が下がってくるので、ジャケットやベストとの重ね着で温度調整しながらコーデを楽しめます。
コーデのコツ:
- テーラードジャケットやノーカラージャケットを羽織る
- ベスト(ニットベスト、ロングベストなど)をレイヤード
- ボトムにスラックスやワイドパンツを合わせて大人見せ
- 足元はローファー、スニーカー、ミドルブーツなど
参考コーデ
画像:Oggi
冬コーデ(アウターと重ねてもバランスよく)
冬はアウターを重ねてもスタイルが崩れない着こなしが求められます。オーバーサイズTシャツをインナーとして活用しながら、レイヤードのバランス感が大切。
コーデのコツ:
- 厚手アウター(チェスターコート、ウールコート、ダウンなど)と重ね着
- Tシャツの裾を少しだけ覗かせるレイヤード見せ
- タートルネックや薄手インナーと重ねて防寒性アップ
- ボトムはスリムパンツやテーパードパンツ、またはニットスカート
- 靴はブーツ・ロングブーツなどで足元を温かく
参考コーデ
画像:amiのジャケット/アウターを使ったコーディネート
大人にぴったりのオーバーサイズ白Tシャツブランド「Cov(コブ)」とは
すでにお話ししたとおり、オーバーサイズTシャツは細部の違いでコーディネートの印象がガラリと変わります。
そのため、自分に合ったTシャツ選びが欠かせません。
そこでおすすめしたいのが、年齢や体型(骨格)問わず、大人女性が上品エレガントに着られる「Cov」のオーバーサイズTシャツです。
Cov(コブ)は、厚手の白無地Tシャツを専門に扱うファッションブランドです。
白Tマニアのオーナーの「自分の理想が詰め込まれた白Tシャツを作りたい」という想いから生まれました。
もともとはメンズ専門ブランドだったCov。
しかし、女性スタッフ陣からCovのTシャツがあまりにも好評で(主にSサイズなど小さいサイズを着用)、この度ジェンダーレスブランドとして生まれ変わりました。
そんなCovTシャツの魅力の一部を見てみましょう。
- 幅広いボトムスと合う「絶妙なシルエット設計」
- 新雪のようにパキッと透き通るような「美しい白」
- オフィスカジュアルやフォーマルシーンにも着られる「上品な光沢感」
- 下着の透けなし・汗ジミも防止する「厚手生地」
- 汗や皮脂による黄ばみなど着古し感を抑制する「Cov独自の生地素材」
- サラッとした生地が体のラインを拾い過ぎず「スタイル良く体型をカバー」
Cov(コブ)上質なオーバーサイズ白Tシャツを詳しく確認する
白T博士からの豆知識|「染色堅牢級」でわかるTシャツの品質
白Tシャツの品質を左右する大切な要素のひとつに「染色堅牢級(せんしょくけんろうきゅう)」があります。
これは、生地や染料がどれだけ色落ちや変色に強いかを数値で表す国際的な評価基準。
JIS(日本工業規格)では、主に以下の5項目で評価され、数字が高いほど耐久性が高いとされています。
項目 |
内容 |
Cov現行生地の評価 |
---|---|---|
耐光級 |
紫外線・太陽光による色あせへの強さ |
白:3級、黒:4級以上 |
洗濯級 |
洗濯時の色落ちや変色への強さ |
4〜5級 |
汗級 |
汗による変色や滲みへの強さ |
4〜5級 |
摩擦級 |
擦れ・摩擦による色移りへの強さ |
4〜5級 |
ドライクリーニング級 |
溶剤洗浄(ドライ)時の変色・退色への強さ |
4〜5級 |
これらの数字を見ればわかるように、CovのTシャツは日常の洗濯や着用に非常に強い生地を採用しています。
特に白Tは、一般的に「黄ばみや透け、摩擦によるくすみ」が起こりやすいアイテムですが、このように高水準の堅牢級を保つことで、長く清潔感のある白をキープできるのです。
白Tを長く美しく保つためのひと工夫
- 洗濯ネットを使って、摩擦やねじれを軽減。
- 中性洗剤+ぬるま湯(30℃程度)で優しく洗う。
- 直射日光を避け、風通しの良い場所で陰干しすると変色しにくい。
- アイロンをかける際は、裏返して低温で当てると生地が長持ちします。
白T博士のひとこと
「白Tは消耗品ではなく、育てる服。
正しいお手入れで生地の風合いと白さは何倍も長持ちします。
Covのように堅牢級の高い素材なら、毎日の着用でもくたびれにくく、上質な印象を保てます。」
白TブランドCovのおすすめオーバーサイズTシャツ5選
Covでは、オーバーサイズTシャツをシルエット別に「3種類」ご用意しています。
詳しくその違いを見ていきましょう。
- オーバーサイズ・ボックスTシャツ
- オーバーサイズ・ラウンドTシャツ
- オーバーサイズ・ドルマンTシャツ
オーバーサイズ・ボックスTシャツ
一般的なシルエットと同じ、オーバーサイズTシャツです。
ただし、CovのオーバーサイズTシャツは若干、着丈を短く設計しています。
というのも、その方がお腹周りをスッキリと見せられ、スタイル良くTシャツを着ることができるからです。
また、着丈の短いオーバーサイズTシャツは、トレンドのハイウエスト系ボトムスやカーブデニム、ワイドパンツなどビッグシルエット系ボトムスとの相性が非常に良くおすすめ。
今っぽくオーバーサイズTシャツを着たい方やCovのTシャツが初めてという方は、ぜひこちらの「オーバーサイズ・ボックスTシャツ」をお選びください。
オーバーサイズ・ラウンドTシャツ
オーバーサイズ・ボックスTシャツの裾が、丸くラウンド形状になっているTシャツです。
Tシャツの裾をタックアウトしても、裾の形状から、おしゃれになります。
独特な裾の形状は、ぽっこりお腹を覆ったり、脚長効果や美脚効果があったりと体型カバー効果が高く、体型悩みがある方におすすめ。
裾に個性がある分、オーバーサイズ・ボックスTシャツよりもややカジュアルな印象を受けるシルエットといえます。
オーバーサイズ・ドルマンTシャツ
ドルマンスリーブタイプのオーバーサイズTシャツです。
CovのTシャツのなかでは一番ビッグシルエットといえ、ゆるデカコーデをしたい方やゆったりとした着心地が好きな方におすすめ。